20年 以上痴呆老人のケア・治療に携わってきた小澤勲さんの「痴呆を生きる」は現実的な問題として老人に捉わる家族や支援者に意識改革を促す本であった。もとよ り「痴呆」と言う言葉が「認知」という言葉に変化した経緯に疑問を感じる。2004年に厚労省が「痴呆」を「認知症」に言い替えるよう通達を出した。「痴呆」という言葉が侮蔑 的な言葉という批判は依然からあった。コンサルによれば新しい坑痴呆薬の販売不振の原因として家族が「痴呆」という言葉に抵抗感をもっているためとして用 語の変更を研究者や行政に呼びかけたと聞く。厚労省の中に言葉の検討会は製薬会社と広告代理店による要望から設立され「認知症」という言葉が生まれた。最 近は「障害」も「障がい」と平仮名に直したりする。これは表現の問題かも知れないが差別と偏見の陰湿な現実が表現の問題としても何も乗り越えられていない 現実を表している。
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